印材として大きく木材系、牙・角材系、金属・樹脂系があります。
とりわけその中でも黒水牛(牛角材)には、『芯持ち材』とがあり、
芯持ち材は、角の中心部からしか採取できない希少品で、永年使用に対し、歪みやひび割れが少なくソリなどが出ない為、高い耐久性を誇ると共に黒く美しい艶が特徴で粘りがあり油に非常に強く、朱肉による侵食がない事です。
※粘り=朱肉の乗りのよさ
品質重視の観点からそのため、当店では『芯持ち材』のみを使用しております。
芯をもたない『割り材』は安価で、激安印章店等ではよく使用されておりますが、ご購入時はわからなくても永く使うにつれ、印自体に反りがでてまいります。
そのため、反りが出ると印影が欠けてしまうといったことが起こりえます。
黒水牛(芯持ち)は天然材ですので、芯のくぼみの大小はございますが、持ち手側先端のくぼみはむしろ『芯もち材の証』として存在しています。
もちろん品質的には全く問題ございません。
芯はタテに通っておりますので、印面部分にもその芯部分は存在しております。
そのため彫刻の際、文字の細い線がそれにより欠けないよう注意して配字・彫刻をさせていただております。
持ち手側の芯のくぼみは、キズではなく「高級印材のあかし」というご理解いただければ幸いでございます。
法人印鑑(手彫り仕上げ)
代表印(実印)天丸 18mm
銀行印 天丸 16.5mm
認印 角印 21.0mm